1月11日、セキュリティ対策ソフト「ウィルスバスター」などを提供しているトレンドマイクロが、Androidユーザーを標的とした新たな不正プログラムの手口が明らかになったと公式ブログで発表した。
今回確認された事例は、Android端末からゲーム動画を紹介するサイトにアクセスし、動画を見るためにサイトの指示に従っていくとアプリのインストール画面に。そのアプリをインストールして開いてしまうと、利用料金の請求画面がポップアップで表示されてしまうというもの。
一見通常の、Webサイトで行われるワンクリック詐欺と変わらないように見えるが、アプリをインストールする前に表示される画面で通話に関する情報の取得やネットワーク通信に関する情報の取得の許可を求められるようになっており、そこで許可をしてしまうと実際に電話番号などが不正アプリの作成者に送信されていまい、請求画面にその番号が表示されてしまう。これにより、個人情報を取得しているとユーザーに脅しをかけると共に、実際に請求の電話がかかってくる可能性もある。
また、これまでのWebサイトでのワンクリック詐欺は、ブラウザの画面を閉じれば請求画面が再度表示されることは無かったが、今回の不正アプリでは5分おきにアプリが自動的にブラウザを起動。請求のポップアップを何度も表示するようにプログラムされており、実際に料金を支払ってしまうユーザーもいるのではないかと、トレンドマイクロでは注意を呼びかけている。
こうした不正プログラムは今後も増えていくと考えられ、ユーザー自身でセキュリティソフトの導入などを行なって対策することが重要になってきている。
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また、これまでのWebサイトでのワンクリック詐欺は、ブラウザの画面を閉じれば請求画面が再度表示されることは無かったが、今回の不正アプリでは5分おきにアプリが自動的にブラウザを起動。請求のポップアップを何度も表示するようにプログラムされており、実際に料金を支払ってしまうユーザーもいるのではないかと、トレンドマイクロでは注意を呼びかけている。
こうした不正プログラムは今後も増えていくと考えられ、ユーザー自身でセキュリティソフトの導入などを行なって対策することが重要になってきている。
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2012年01月16日 掲載
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