韓国Samsungが10月11日、同社の人気シリーズ「GALAXY」において、既存端末「GALAXY S Ⅲ」のコンパクト版となる「GALAXY S Ⅲ mini」を発表した。ディスプレイサイズは4.8インチから4インチまで小型化され、重さも約111.5gとなっている。
「GALAXY S Ⅲ mini」は、韓国SamsungがiPhoneに対抗する目的で作られたAndroidスマートフォン。これまでのGALAXYシリーズの大画面から、iPhone 5と同じ4インチディスプレイに変更。サイズも121.6×62.9×9.9mm、重さ約111.5gとコンパクトになっている。ただ、厚さだけは「GALAXY S Ⅲ」の8.6mmよりは1.3mmほど厚い。
スペックはCPUが1.0GHzのデュアルコア、RAM1GB、ROM16GBと「GALAXY S Ⅲ」のクアッドコア、ROM32GBよりもダウングレードされており、解像度も720×1280から480×800と下がっている。搭載されたカメラはメインが500万画素、サブが130万画素と、こちらもダウングレードされていて、また4G LTEネットワークにも非対応。
音声認識システムの「S Voice」やコンテンツ転送機能「S Beam」などはGALAXY S Ⅲ同様に搭載され、OSにはAndroid 4.1を搭載。ハイスペックというより、コンパクトで実用性のある端末を求めるユーザーに向いているモデルかもしれない。
■Samsung ニュースリリース（英文）
http://www.samsungmobilepress.com/2012/10/11/Samsung-Introduces-GALAXY-S-III-mini,-a-Compact-yet-Powerful-Smartphone
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2012年10月12日 掲載
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