米Googleでは2月2日、Android端末向けのアプリケーションダウンロードストア「Android Market」において、マルウェア対策のための自動スキャン機能「Bouncer」を追加し、既に稼動していることを発表。この機能を追加してから、マルウェアのダウンロード数は激減したとのこと。
「Bouncer」は、Android Marketで公開されるアプリケーションと開発者のアカウントを自動的に分析し、マルウェアの疑いのあるアプリケーションを発見するためのもの。新規にアップロードされるアプリケーションだけでなく、現在公開されているアプリケーションもチェックが行われる。この「Bouncer」は自動的なプロセスのため、ユーザーやデベロッパーへの負担をかけることは無いとしている。
具体的な内容としては、新しいアプリケーションがアップデートされた場合、アップデートの段階でそのアプリが既知のマルウェアやスパイウェア、トロイの木馬かどうかを分析。さらにクラウド上で端末の稼働をシミュレートすることで、危険な挙動が隠れていないかを調査する。また、悪意のあるデベロッパーがアプリケーションの登録や再登録を行えないよう、アカウントの分析も行われる。
もし「Bouncer」で悪質と検出された場合、その後人間が再確認を行なって最終的にブロックがされるという。既知のマルウェアであった場合は、アップロードの段階でブロックされ、アップロード自体行われない。
Android Marketでは、これまで何度も不正アプリが流通してしまったため問題になっており、今回の「Bouncer」の追加はそのための対策としておこなわれた模様。Googleではしばらく前よりこの機能でのマルウェア対策を開始しており、2011年の前期から後期にかけてマルウェアのダウンロード数は40％減少したとしている。
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具体的な内容としては、新しいアプリケーションがアップデートされた場合、アップデートの段階でそのアプリが既知のマルウェアやスパイウェア、トロイの木馬かどうかを分析。さらにクラウド上で端末の稼働をシミュレートすることで、危険な挙動が隠れていないかを調査する。また、悪意のあるデベロッパーがアプリケーションの登録や再登録を行えないよう、アカウントの分析も行われる。
もし「Bouncer」で悪質と検出された場合、その後人間が再確認を行なって最終的にブロックがされるという。既知のマルウェアであった場合は、アップロードの段階でブロックされ、アップロード自体行われない。
Android Marketでは、これまで何度も不正アプリが流通してしまったため問題になっており、今回の「Bouncer」の追加はそのための対策としておこなわれた模様。Googleではしばらく前よりこの機能でのマルウェア対策を開始しており、2011年の前期から後期にかけてマルウェアのダウンロード数は40％減少したとしている。
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2012年02月03日 掲載
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