8月16日、MozilaはPC版「Firefox6」のリリースと共に、Android端末向けのWebブラウザ「Firefox」のバージョン6のリリースを発表。
Android端末でも使いやすいようデザインが改善され、タブレット端末向けの最適化も行われた。パフォーマンスとメモリー管理の改善により、起動速度やページ読み込み速度の向上、動作の安定化も図られている。Android2.1以上に対応。
新しいデザインとして「Gigerbreadテーマ」が採用されている。
Android2.3のコードネーム「Gigerbread(ジンジャーブレッド)」を冠したこのテーマは、Android2.3以上を搭載している端末に合わせ、違和感の無いデザインとなっている。省メモリーでの短時間起動や、アプリ初回起動時に自動的にサイドパネルをスライド表示さるなどの改善が行われている。
またタブレット端末向けの最適化もされており、ユーザーインターフェース要素やボタン要素、表示フォントなどタブレットの大画面用に調整がされた。今度のアップデートで、さらなる改善を行うという。
今回の「Firefox6」より新しく実装された技術としては、IndexedDBデータベースストレージの使用、Webコンテンツによるタッチイベントの取得、加速度センサーを用いた端末の向きや傾きの取得などとなっている。またCSSプロパティ「-moz-hyphens」による自動テキストハイフネーション、CSSトランジションもサポートしている。
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2011年08月18日 掲載
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