8月15日、米GoogleがMotorola Mobilityを約125億ドル(約9600億円)で買収すると発表。
買収金額は1株あたり40ドルで、規制当局の承認を経た後に、2011年末から2012年初頭に買収を完了する見込み。
買収の目的はAndroidエコシステムの成長を加速させることと、モバイルコンピューティング分野での競争力向上とGoogleは説明。
Android はこれまで複数の特許侵害訴訟の対象となっていたが、今回の買収によりMotorola Mobilityの保有する約1万6000件にのぼる特許をGoogleは手に入れる事になり、Google がこれらの特許を利用すれば、各種の知的財産侵害訴訟から Android パートナー各社を守ることが可能になる。
買収後もGoogleとMotorola Mobilityは別事業体として存続を続ける。
Motorola MobilityはもともとGoogleと協力してAndroid端末を積極的に投入しているメーカーの一つで、Android 3.1(Honeycomb)を搭載したタブレット端末である「XOOM」や、QWERTYキーボード搭載のAndroid 2.3スマートフォン「DROID3」などを出している。
Android OSが登場した当初からMotorola MobilityはAndroid端末の開発・発売を行っていた。
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2011年08月16日 掲載
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