10月29日、Googleが同社の開発しているAndroid端末、4.7インチスマホ「Nexus 4」とタブレット「Nexus 10」を発表。Androidスマホ「Nexus 4」は11月13日より海外で発売され、日本での発売は未定。Androidタブレット「Nexus 10」は11月13日より日本でも購入可能。また、同時にタブレット「Nexus 7」の32GBモデルも発表された。
Androidスマートフォン「Nexus 4」は、韓国LGと共同開発された4.7インチのスマートフォン。OSにはAndroid 4.2を搭載し、CPUはクアッドコアの「Snapdragon」をスマホとして初搭載。RAM2GB、ディスプレイはIPS液晶で解像度1280×768ドットと、ハイスペックと高解像度が特徴となっている。
その他、Android 4.2の新機能として360度のパノラマ撮影をすることができる「Photo Sphere」や、指を滑らせるようにして素早く文字入力を行うことができる「ジェスチャータイピング」などを搭載。さらにはNFC対応や充電器に置くだけで充電をすることができる無線充電機能にも対応など、Androidスマホの新技術を存分に体感できるモデル。
本体サイズは133.9×68.7×9.1mmで、重さは約139g。ストレージ16GBモデルと32GBモデルが用意され、通信はWi-Fiに加え3Gにも対応。SIMフリーの端末となり、海外で11月13日より発売が開始される。日本での発売は現在未定となっているのが残念なところ。
一方のAndroidタブレット「Nexus 10」は、Samsung製の約10インチAndroidタブレット。
2560×1600ピクセル（300ppi）の高解像度が特徴のモデルとなっており、OSにはこちらもAndroid 4.2を搭載。CPUには1.7GHz駆動のデュアルコアでRAMは2GB。9000mAhの大容量バッテリーも特徴の一つで、連続待受時間が約500時間、動画再生も約9時間とロングライフ。高解像度ディスプレイと大容量バッテリーで、電源の無い場所でも手軽に高品質な動画コンテンツを楽しむことができる。
本体サイズは263.9×177.6×8.9mmで、重さは約603g。16GBモデルと32GBモデルが用意され、ネットワークはWi-Fiのみ。こちらは日本でも購入が可能で、11月13日より発売が開始される。
さらには現在提供されているタブレット端末「Nexus 7」の32GBモデルと3Gモデルも同時に発表。これまでは8GBと16GBモデルの提供だったが、8GBモデルが終了し16GBと32GBの2モデルのラインナップとなる。「Nexus 7」の32GBモデルはすでにGoogle Playでの購入が可能。
11月13日からは3G対応モデルも海外で発売される予定だが、こちらは「Nexus 4」と同じく日本での発売は未定。
■Google 公式ブログ
http://googleblog.blogspot.jp/2012/10/nexus-best-of-google-now-in-three-sizes.html
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2012年10月30日 掲載
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