米グーグルでは、同社の提供しているクラウド型コンテンツサービス「Google Play」において、Androidスマートフォンやタブレットなどに向けたアプリ配信に関し、月額課金サービスの導入を発表。4月より月額課金が導入される予定で、これによりアプリの提供形態は「無料」「売り切り」「月額課金」の3タイプとなる。
これまで「Google Play」で有料アプリを購入する場合は、「売り切り」で一回料金を支払えばその後制限なく使うことができるというのが通常だった。この場合、ユーザーは一度支払えばその後料金を支払う事無くアプリを利用できるというのがメリットだったが、開発費が高額であったり情報が充実しているような優良なアプリの場合、価格が1000円を超えることもあり、ユーザーが有料アプリを敬遠する原因にもなっていた。
今回「月額課金」が導入されることにより、こうした売り切りでは高額となってしまう優良なアプリであっても、毎月の課金を数百円程度に抑えることでユーザーが利用しやすくなる。
Androidアプリの課金方法としては他に、ダウンロードは無料であってもアプリ内でアイテムなどを購入する「アプリ内課金」を採用しているアプリも多く、こうしたアプリでは外部の決済サービスを利用して月額サービスなどを実施している。
しかしGoogleでは、今回の月額課金導入に合わせて、「Googleウォレット」以外の決済方法を認めないとする見通しとなっており、これまで外部の決済サービスを利用してきたコンテンツ事業者にとっては負担の拡大が予想される。
このことから外部決済サービスを利用しているアプリは、「Google Play」では公開しない、いわゆる「野良アプリ」としての公開が増えるのではと予想され、優良なアプリがGoogle Playから流出してしまう事も考えられる。
※3012/03/28 16:48 追記
月額課金制度の導入についてグーグル日本法人は、あくまでも日経BP社が報じた内容であるとしており、「グーグルとして一切発表はない」とコメント。
これまで「Google Play」で有料アプリを購入する場合は、「売り切り」で一回料金を支払えばその後制限なく使うことができるというのが通常だった。この場合、ユーザーは一度支払えばその後料金を支払う事無くアプリを利用できるというのがメリットだったが、開発費が高額であったり情報が充実しているような優良なアプリの場合、価格が1000円を超えることもあり、ユーザーが有料アプリを敬遠する原因にもなっていた。
今回「月額課金」が導入されることにより、こうした売り切りでは高額となってしまう優良なアプリであっても、毎月の課金を数百円程度に抑えることでユーザーが利用しやすくなる。
Androidアプリの課金方法としては他に、ダウンロードは無料であってもアプリ内でアイテムなどを購入する「アプリ内課金」を採用しているアプリも多く、こうしたアプリでは外部の決済サービスを利用して月額サービスなどを実施している。
しかしGoogleでは、今回の月額課金導入に合わせて、「Googleウォレット」以外の決済方法を認めないとする見通しとなっており、これまで外部の決済サービスを利用してきたコンテンツ事業者にとっては負担の拡大が予想される。
このことから外部決済サービスを利用しているアプリは、「Google Play」では公開しない、いわゆる「野良アプリ」としての公開が増えるのではと予想され、優良なアプリがGoogle Playから流出してしまう事も考えられる。
※3012/03/28 16:48 追記
月額課金制度の導入についてグーグル日本法人は、あくまでも日経BP社が報じた内容であるとしており、「グーグルとして一切発表はない」とコメント。
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2012年03月28日 掲載
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