ソニー・エリクソン　Xperiaシリーズ2機種「Xperia NX」「Xperia acro HD」を発表 - アプレスト(AppRest)

1月10日、ソニー・エリクソンは同社の開発するAndroid端末Xperiaシリーズにおいて、「Xperia NX」と「Xperia acro HD」の2機種を発表。「Xperia NX」はグローバルモデル、「Xperia acro HD」は日本市場向けモデルとなっており、両機種ともNTTドコモより発売される。

「Xperia NX」「Xperia acro HD」ともに、共通仕様としてAndroid 2.3を搭載。チップセットはクアルコム製MSM8260で、CPUは1.5GHz駆動のデュアルコア、RAM容量1GB。4.3インチのマルチタッチ液晶を備え、メインカメラには1210万画素CMOS、130万画素のフロントカメラを搭載。メインカメラではフルHD動画の撮影も可能となっている。

各端末の異なる仕様としては、グローバルモデルの「Xperia NX」は本体サイズが約64×128×10.6mmで、重さ約144g。ディスプレイとキーの間に「フローティングプリズム」という透明なパーツを設置し、本体が分離しているようなデザインに仕上げてある。また32GBメモリを内蔵しているが、microSDカードの差し替えはできず代わりにmicroSDリーダーが同梱される。また、バッテリー容量は1700mAhで内蔵型となっており取り外すことはできない。SIMカードもmicroSIMカードを採用している。
GPSや無線LAN、デザリングやBluetoothには対応しているが、赤外線通信やワンセグといった日本市場向けの機能には対応していない。

一方、日本市場向けの「Xperia acro HD」は本体サイズ約66×126×11.9mmで、重さ約149g。「Xperia NX」のようなフローティングプリズムは採用されていないが、サクラピンク、ブラック、アクア、セラミックという4つのカラーバリエーションを用意している。こちらは16GBのメモリを内蔵し、「Xperia NX」とは違いmicroSDカードを利用することができる。バッテリーは容量が1840mAhでこちらも内蔵型で取り外しはできない。SIMカードは通常サイズのものを採用している。
赤外線通信やワンセグ、おサイフケータイといった日本市場向けの機能をサポートしているほか、国内Xperia端末としては初めての防水仕様となっている。

どちらもドコモよりの発売で、「Xperia NX」が2月、「Xperia acro HD」が3月の発売予定。

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2012年01月11日 掲載