米Symantecは、Android端末向けのアプリケーション公式マーケット「Android Market」において不正なアプリケーションが混入しているのを発見したと発表。これまではインストール時に影響を及ぼすアプリが大半であったが、今回発見されたものも、以前のニュースで紹介したようなインストール後に影響を及ぼすアプリであった。
同社の1月9日のブログによれば、今回発見されたアプリケーションは複数の人気ゲームの無料版を装って、「Stevens Creek Software」というデベロッパー名で提供されていた。
このアプリケーションは、これまでのようにインストール時にSMSや通話記録などの無関係な項目へのアクセス許可を求めてくるものとは違い、インストール時にアクセス許可を求めてくるのはインターネットアクセスのみ。そこでユーザーが安全と判断してインストールしてしまうと、スプラッシュスクリーンが表示され、ボタンをクリックしてプロセスを完了するよう促される。この時にボタンをクリックしてしまうと、複数のWebサイトのリダイレクトを経て在宅ワークの宣伝ページに行き着く仕掛け。
同社では、提供しているウィルス対策ソフトでこの不正アプリの検出ができるよう対策を行った他、Googleにも通報を行ったとしている。
このような有料アプリの無料版を装った不正アプリは今後も増えることが予想され、ユーザーは有料版と無料版の提供元が同じかどうかをしっかり確認した上でインストールをすることが重要になってくる。
【関連情報】
Android Marketで配信された人気ゲームの無料版にマルウェアが発見される
どれを使えばいい！？セキュリティアプリ徹底比較
同社の1月9日のブログによれば、今回発見されたアプリケーションは複数の人気ゲームの無料版を装って、「Stevens Creek Software」というデベロッパー名で提供されていた。
このアプリケーションは、これまでのようにインストール時にSMSや通話記録などの無関係な項目へのアクセス許可を求めてくるものとは違い、インストール時にアクセス許可を求めてくるのはインターネットアクセスのみ。そこでユーザーが安全と判断してインストールしてしまうと、スプラッシュスクリーンが表示され、ボタンをクリックしてプロセスを完了するよう促される。この時にボタンをクリックしてしまうと、複数のWebサイトのリダイレクトを経て在宅ワークの宣伝ページに行き着く仕掛け。
同社では、提供しているウィルス対策ソフトでこの不正アプリの検出ができるよう対策を行った他、Googleにも通報を行ったとしている。
このような有料アプリの無料版を装った不正アプリは今後も増えることが予想され、ユーザーは有料版と無料版の提供元が同じかどうかをしっかり確認した上でインストールをすることが重要になってくる。
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2012年01月10日 掲載
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