米Googleの公式アプリケーションダウンロードサイト「Android Market」において、人気ゲームの海賊版にマルウェアが仕込まれているのが発見され、セキュリティ企業各社が公式ブログで伝えた。Googleでは対象となったアプリを削除する措置を行った。
セキュリティ企業F-SecureやSophosのブログによれば、マルウェアが仕込まれていたアプリケーションは「Logastrod」という名の開発者が配布を行なっていた。人気ゲームの無料版を称して、「Angry Birds FREE」「Cut the Rope FREE」「NEED FOR SPEED Shift FREE」など少なくとも十数種類の公開が確認されている。
これらのアプリケーションは、ユーザーがインストールをすると料金課金用の番号に勝手にSMSを送信するという不正なコードが埋め込まれており、欧州やロシア、中央アジアなどの18ヶ国のユーザーが標的となっていた。
問題のはっかくを受けてGoogleでは同アプリケーションの削除を行ったが、少なくとも1万人以上がダウンロードをしてしまったとSophosは伝えている。
今回の悪質なプリケーションを配布していた「Logastrod」という開発者は、他に「Miriada Production」といった名前でもGoogle Marketにアカウントを持っていたようで、こうしたアカウントが複数存在する可能性もあるとF-Secureは伝えている。
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2011年12月14日 掲載
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