ソニー Android搭載ウォークマン「Zシリーズ」を発表 - アプレスト(AppRest)

9月13日、ソニーは「ウォークマン」の最上位機種となるAndroid OS搭載の「Zシリーズ」を12月10日に発売すると発表。他、「Sシリーズ」「Aシリーズ」を10月8日より発売する。

「Zシリーズ」はウォークマンのフラッグシップモデルに位置づけられるAndroid搭載でタッチパネル操作式のモデル。

ウォークマン史上最高音質を再現するため、同社独自のフルデジタルアンプをモバイル機器向けに最適化した「S-Master M」など6種類の「クリアオーディオテクノロジー」を搭載、極限まで音質にこだわったモデルであるという。本体にはいつでも音楽再生操作が可能になる「Wボタン」を設置して操作性のアップも図られている。
ノイズキャンセリング機能搭載「WALKMAN」専用ヘッドホン「MDR-NWNC33」「MDR-NWNC200」と組み合わせれば、周囲のノイズを98％カットする「デジタルノイズキャンセリング機能」の使用も可能。

プレーヤー機能としては、直感的な操作で選曲ができるアプリ「W.ミュージック」をインストール、「カバーアートビュー」、「ライブラリ」、「おまかせチャンネル」といった選曲モードを搭載。
「おまかせチャンネル」では楽曲を解析して「アップビート」「リラックス」などの14種類に分類、気分や時間帯によって最適な音楽を選ぶことができる。

このほか、ウォークマンに保存されたコンテンツをDLNA対応機器で再生する機能や、ソニー製ブルーレイディスクレコーダーで録画した番組を転送する「おでかけ転送」にも対応。HDMI出力端子も備え、映像コンテンツをテレビなどの大画面で楽しむことも可能になった。

搭載OSはAndroid 2.3。Wi-Fi（IEEE 802.11b/g/n）によるネットワーク接続に対応し、ウェブ検索やGmail、グーグルマップやYouTubeなどの各種グーグルサービスを利用できる他、Androidマーケットにも対応。Androidアプリを利用することもできる。

本体サイズは約70.9mm×11.1mm×134.4mmで、重さは約156g。充電持続時間は音楽再生最大約20時間で、動画再生は最大約5時間。本体カラーはブラックとレッドの2色が用意されている。

市場での予想価格は、16GBモデル2万8000円前後、32GBモデルが3万3000円前後、64GBモデルが4万3000円前後。

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2011年09月14日 掲載